■ヤナギムシカレイ
三十数種を数える日本近海のカレイ。料理法で大雑把に分けると、煮付け、唐揚げ、そしてお造り(刺身)に向くのが、「目板カレイ」「真カレイ」。(いわゆる城下カレイは大分の特定の海域で取れる真カレイです。
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干物に向くのがガンゾウ、デビラ、水ガレイ、そして何より珍重されるのが「ヤナギムシガレイ(若狭カレイ)」。 若狭湾を中心に山陰地方の日本海が産地です。
笹ガレイとも呼ばれますが、ちまたで販売されている「笹ガレイ」の大半は、頭の部分が丸みを帯びた「水ガレイ」。味に格段の差があるため、区別するためにも「若狭ガレイ」と呼んでいます。
■別嬪の干物
アジや秋刀魚、ホッケの開きなどは、脂ののりが身上ですが、「若狭カレイ」は、身自体の深い味わい、さらには、皮、子の旨み、上品で香ばしい香り、そして白身の美しさ、まさに「別嬪(べっぴん)さん」です。
■皮が箸にくっつく
若狭カレイの旨みを引き出すには、日陰で生干しが一番。柔らかさを残した皮は、焼いても箸にくっつくほど。
行儀悪く舐り箸?
■子
晩秋から抱卵を始め、若狭カレイ党にはたまらないシーズンが到来。 透き通った身の中のオレンジ色の卵、「子持ち」の干物は、他の魚に無い魅力です。
■ヒレは根元から切って焼く
「干しカレイは美味しいと思うが、身を取るのが難しくて・・・」
「ヒレだけが焦げて、身は生焼け」
ヒレの根元から内側(身側)2〜3ミリを目安に、包丁か料理バサミで両側とも切り落として焼くと、焼いている間に身が反って骨から離れ、綺麗に焼けて食べやすくなります。
(落としたヒレもあぶって食べると旨い!) |